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更新日:2019年11月7日更新
平成30年6月15日開催 「榛原歯科医師会との意見交換会」
文教厚生委員会では、平成30年6月15日に榛原歯科医師会との市民会議を開催しました。
現在、委員会では「生涯健康システムの構築」について調査としております。調査項目が多岐に渡る中でも口腔衛生は、全身の健康を維持・増進する上で重要な役割を果たしていることから、歯や口の健康施策について意見交換しました。
様々な課題の1つとして、40歳以上を対象とした無料の歯周病検診案内でも、受診率は7%以下にとどまり、生涯健康な歯を維持するためには若年期からの予防歯科が重要であるにもかかわらず、なかなか浸透していない状況とのことでした。
また通院できない方に対する訪問診療も実施しているものの実績が少なく、更なるPRの必要性を感じました。
一方で、平成28年に歯科条例が制定されてからは、各種歯科保健施策にも継続性が持てるようになったとの話がありました。ただ近年は虫歯が減ったものの、歯肉炎が増えているとの新たな問題も知ることができました。
今回の市民会議を通して課題等が明らかになったものもあるため、それらを精査し提言に繋げていきます。
写真:当日は榛原歯科医師会から10名が参加