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更新日:2019年11月7日更新
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平成28年7月14日開催 「牧之原市茶業経営モデル工場研究会との意見交換会」

意見交換する参加者らの画像

総務建設委員会は、平成28年7月14日に、牧之原市茶業経営モデル工場研究会の方々と、市の基幹産業である茶業における「耕作放棄地の原因について」と題して、意見交換会を開催いたしました。

モデル工場研究会の方々からは、「畑の規模が小さく、形状が悪く、傾斜地などで機械化に対応できない畑は荒れてくる」、「昔は茶価が良かったので、傾斜の山を開墾して茶畑にした。今はそれが元にも取っている状況」、「隣接する農地が耕作放棄されると、雑草が周辺に広がり、管理の手間が増えるほか、見えない部分でも弊害がある」、「農地集積で効率化を図るために、隣接の畑を借りたいが、相続などの問題がある」、「法人化で経営の効率化を図りたいが、厚生年金の掛け金などの問題で進まない」などの耕作放棄地の原因・対策についての意見がありました。

また、議会・行政に対して望むこととしては、「隣接の売りを借りるには、相続などの法的問題、道が狭く機械化できないなど、自分達では対応できないことへの支援」、「機械化するための補助、製茶機械へ使える補助」。「農協と市と農家の一体感がない。一体になって取り組む方策を」、「個人、団体を問わずに支援をお願いしたい」、「市が農地をどれがけ守必要があるか示してもらいたい」、「産地として残すという行政側の意思表示が見えない。市から背中を押すような施策が欲しい」、「農業、工業で新規が入りやすい環境づくりが必要」などの意見がありました。

総務建設委員会としては、モデル工場研究会の方々から出された課題・要望等を参考に、今後も農業関連団体との意見交換の場を設けるなどして、「耕作放棄地対策」について調査、研究をしていきます。