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更新日:2019年11月7日更新
平成28年3月29日開催 「牧之原市農業委員会との意見交換会」
総務建設委員会は、平成28年3月29日に、牧之原市農業委員会の方々と、市の基幹産業である茶業における「耕作放棄地の原因について」と題して、意見交換会を開催いたしました。
農業委員会の方々からは、「茶価の低迷により所得の減少や営農経費の負担が増えた」、「茶業者の高齢化と後継者不足」、「里山の景観維持の点からも危機感を持っている」、「茶樹を抜根して作物転換するにも、抜根・土壌改良に多額の経費が掛かる」、「お茶と他の作物との複合栽培を推奨し、経営の安定化を図っている」、「斜面農地を元の山に戻すことは、農業委員会の現在の基準では困難である」など、耕作放棄地の現状や課題、対応について話があり、意見交換をいたしました。
総務建設委員会としては、農業委員会の方々から出された課題等を参考に、今後も農業関連団体との意見交換の場を設けるなどして、「耕作放棄地対策」について調査、研究をしていきます。
写真:意見交換する参加者ら