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牧之原市多目的体育館の概要
市では、平時には市民スポーツや交流の場として利用でき、原子力災害時には要配慮者を受け入れる「放射線防護施設」としての機能を併せ持つ、体育館の整備を進めました。体育館の概要は以下のとおりです。
建築概要
建築面積 | 体育館 | 3,757.44平方メートル |
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キャノピー・駐輪場 | 196.17平方メートル | |
延床面積 | 体育館 | 5,647.65平方メートル |
駐輪場 | 90.00平方メートル(30台) | |
構造 | 鉄筋コンクリート造 一部鉄骨造 | |
階層 | 地上2階建て | |
敷地内駐車台数 | 74台 ※隣接駐車場 防災広場204台、相良総合センターい~ら約200台 |
1階フロア
【写真:メインフフロア】
【写真:会議室】
諸室名称 | 規模 | 詳細 |
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メインフロア | 2,011平方メートル | バスケットボール2面、バレーボール3面、バトミントン8面など |
会議室 | 121平方メートル | 可動式間仕切壁(防音・防振仕様) |
更衣室 | 4室 | シャワールーム完備 |
多目的更衣室 | 1室 | シャワールーム完備 |
男女トイレ | 各1室 | 一部ベビーシート有り |
多目的トイレ | 1室 | オストメイト対応、ユニバーサルシート完備 |
救護室 | 1室 | 救護ベッド完備 |
器具庫 | 4室 | 各コートよりアクセス可 |
放射線防護機械室 | 1室 | エアシェルター等放射線防護設備完備 |
2階フロア
【写真:トレーニングルーム】
【写真:ウォーキング・ランニングコース】
【写真:多目的ルーム】
諸室名称 | 規模 | 詳細 |
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観覧席 | 516席 | 車イス専用席8席(介助者スペース)有り |
ランニング・ ウォーキングコース |
175m | 観覧席外周に設置 |
トレーニングルーム | 195平方メートル | 有酸素マシン13台、筋力マシン10台 |
多目的ルーム | 80平方メートル | 可動式間仕切壁、壁面鏡張り |
キッズルーム | 54平方メートル | ボルダリング、ネット遊具、キッズトイレ、授乳室有り |
更衣室 | 2室 | シャワールーム完備 |
男女トイレ | 各1室 | 一部 ベビーシート有り |
多目的トイレ | 1室 | オストメイト完備 |
共通
- エレベーター:1基(ストレッチャー対応)
- 空調設備:全館(メインフロアは輻射式冷暖房、各諸室は個別空調)
- 非常用発電設備:1基(電源喪失時72時間対応)
利用料金(税込)
メインフロア(3分の1面を利用の場合)
利用料金(2時間) | 照明(2時間) | 空調(2時間) |
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1,320円 | 940円 | 3,760円 |
利用料金(2時間) | 照明(2時間) |
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5,080円 | 940円 |
トレーニングルーム(1回2時間)
市内 | 市外 | |
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一般 | 330円 | 490円 |
高校生以下 | 240円 | 360円 |
詳細については、以下のファイルをご覧ください。
環境省補助金を活用し、整備を進めました
令和4年度補正予算二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(建築物等の脱炭素化・レジリエンス強化のための高機能換気導入・ZEB化支援事業「レジリエンス強化型ZEB実証事業」)の事業採択を受け、二酸化炭素の排出抑制はもちろん、災害時にも安定して自立稼働する施設を整備しました。
市は、この施設を脱炭素に向けた取り組みの先導モデルとして位置づけ、市内外にPRして参ります。
【写真】高性能断熱材の敷設状況
【写真】太陽光パネル設置状況
脱炭素・環境に配慮した最先端施設
2021年1月、市は「ゼロカーボンシティ」を宣言し、2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロを目指しています。本体育館はこれに先駆け、通常のエネルギー消費量の50%以上の削減を実現する「ZEB Ready」(ゼブ・レディ)を目指し、より快適に、より省エネルギーな体育館整備を進めました。
「ZEB Ready」(ゼブ・レディ)については、令和5年12月8日に認証を取得しました。
静岡県内の体育館では、初めて「ZEB Ready」認証の施設となりました。