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更新日:2024年2月26日更新
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牧之原市水道の水質検査結果

牧之原市水道課では、牧之原市上水道給水区域内の皆さんに、安全で良質な水道水を提供できるよう、水質検査を実施しています。
水質検査は、水道法第4条で義務づけられている項目および水質管理上必要と判断した項目を配水系統ごとに給水栓で行っています。
検査結果は次のとおりです。

各配水池系(おおまかな配水地域)

水質検査結果

一の谷配水池系
(静波、細江、勝俣、道場、仁田)

地蔵峠配水池系
(中、静谷、勝田、勝間)

平城配水池系
(勝田、勝間、切山、坂口)

大江配水池系
(相良、福岡、波津、汐見台、須々木、大沢、菅ヶ谷、大江、片浜)

菅ヶ谷配水池系
(大沢、菅ヶ谷)

西萩間配水池系
(蛭ヶ谷、黒子、白井)

東萩間配水池系
(東萩間、西萩間、大寄、和田、中西、黒子、女神、松本)

小胡桃配水池系
(須々木、落居、地頭方、笠名、新庄、堀野新田)

鎮守山配水池系
(落居、笠名)

検査項目名 検査項目の説明 基準値
一般細菌 清浄な水には少なく、汚濁された水ほど多い傾向にあるため、飲料水の安全性を判定する有効な指標になります。 100個/ml以下
大腸菌 ヒトや温血動物の腸管内に常在しており、飲料水検査では糞便性汚染の指標となります。 検出されないこと
塩化物イオン 飲料水中に250mg/L以上含まれると鋭敏な人は塩からい味を感じます。このことから味覚の指標となります。 200mg/L以下
有機物(全有機炭素・Toc)の量 炭素は有機物の主要成分であることから、Tocは有機汚濁物質の直接的な指標になります。 3mg/L以下
Ph値 水の最も基本的な性質を示し、水質の変化や腐食性、水処理効果への影響などに関与する重要な因子です。Ph7を中性として、これより低いと酸性、高いとアルカリ性になります。 5.8以上8.6以下
味は水道水に溶け込む物質の種類、程度によって異なって感じられます。 異常でないこと
臭気 異常な臭気を感じられる水は、何らかの汚染を受けている可能性があります。 異常でないこと
色度 色度とは水の色の程度を示し、着色は、腐植土に由来する有機酸や鉄などの金属が原因となります。工場排水の汚染指標として重要です。 5度以下であること
濁度 濁度とは水の濁りの程度を示し、水の清濁、汚染状況、水処理効果の判定において重要な指標となります。 2度以下であること

*参考文献 水道水質管理Q&A[追補版](全国給水衛生検査協会 平成16年2月発行)

おいしい水の目安

おいしい水とは、どのような水なのでしょうか。もちろん、人が「おいしい」と感じるのは人それぞれですし、主観的な要素が大きく影響しますので、なかなか一つにまとめることは難しいのですが、1985年に当時の厚生省がおいしい水の条件を発表しています。

おいしい水の形態 項目 おいしい水の条件 味への影響

(1)榛南水道
(2)広域企業団
(3)大井上水

水質基準値
水をおいしくする要素 蒸留残留物 30~200mg/l 主にミネラルの含有量を示し、適量であればコクのあるまろやかな味、量が多いと渋み・苦味が増す。

(1)120mg/l

500mg/l以下

(2)81mg/l

(3)150mg/l

硬度 10~100mg/l ミネラルの中で量的に多いカルシウムの量で、軟水(100mg/l以下)であればくせが無く、高いと好き嫌いが出る。

(1)60mg/l

300mg/l以下

(2)44mg/l

(3)79mg/l

遊離炭酸 3~30mg/l 水の中の炭酸ガスで、さわやかな味を与える。多いと刺激が強くなる。

(1)2mg/l未満

(2)2mg/l未満

(3)4mg/l

水の味を損なわない要素 有機物等 0.5mg/l未満 水中の有機物量を示し、水の汚れ具合を表す。値が大きいと渋みがあり、消毒のために塩素が多く使われることになる。

(1)0.5mg/l未満

5.0mg/l以下

(2)0.5mg/l未満

(3)0.5mg/l未満

臭気度 3以下 水源の状況により、様々な臭いが付く場合がある。適度な数値であれば普通の人が異臭味を感じない。

(1)異常なし

異常でないこと

(2)異常なし

(3)異常なし

残留塩素 0.4mg/l以下 塩素は消毒の役目があり、家庭の蛇口まで0.1mg/l以上残っていることが法で義務付けられている。量が多いとカルキ臭を与える。

(1)0.4mg/l

0.1mg/l以上

(2)0.3mg/l

(3)0.2mg/l

水をおいしく飲むための要素 水温 最高20℃以下 体温より20~25℃低いときに最もおいしく感じられる。

(1)17.2℃

(2)18.0℃

(3)18.0℃

*1985年4月 旧厚生省「おいしい水研究会」による

以上が、おいしい水の条件と牧之原市給水区域の水質検査結果、そして水道法で定められた水質基準値の結果表です。

牧之原市給水区域の皆さんには、9つの水系((1)一の谷水系(2)地蔵峠水系(3)平城水系(4)東萩間水系(5)西萩間水系(6)大沢水系(7)大江水系(8)小胡桃水系(9)鎮守山水系)からなる水をご使用いただいています。牧之原市水道課ではこれらの水系に対して、水道法に基づき水質検査を行っており、水道法で定めている基準を高い水準で合格しています。
このことは主に「安全な水」ということを示していますが、「おいしい水」に関しても、十分に条件を満たしています。現在、皆さんに使用していただいている水道水も

  • 長時間使用しなかった時(朝一番の水など)は飲み水以外に使用する。
  • 冷蔵庫に入れて冷やして飲む。

など一工夫を加えることで、より「おいしい水」に近づくと思います。

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