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平成30年度 「牧之原市の農業の振興に関する計画(27号計画)」の定期的な検証
牧之原市農業振興計画について
農業振興地域の整備に関する法律(農振法)施行規則第4条の4第1項第27号に基づく計画で、市の農業振興地域整備計画を補足する計画です。農振法では、農用地(青地)を除外する場合の要件のひとつとして、「土地改良事業等完了後8年を経過しているものである」ことを規定しており、土地改良事業等完了後8年経過していなければ、基本的に除外は認められていません。ただし、例外的に8年未経過であっても「地域農業の振興に役立つ施設」として、この農業振興計画に定められた施設については除外が可能となります。
定期的な検証について
農業振興計画に定められた施設は、地域の特性に応じた総合的な農業振興に必要なものであるかについて定期的な検証をすることとされており、客観性を確保するために牧之原市農業総合支援協議会の意見を聴くものです。
客観性の確保について
牧之原市農業総合支援協議会より、本検証について平成31年1月30日付け牧農支協第15号にて「意見なし」の回答をいただいており、客観性の確保を行っております。
「牧之原市の農業の振興に関する計画」の検証
1 振興計画の目標の検証
目標の達成状況は、「適」となります。
振興計画の目標 | 検証の方法 |
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農業振興地域内における農用地面積を農業振興地域整備計画 策定時の目標値と実績値で比較 |
※ 農業振興地域内における農用地面積(平成30年10月現在) : 3,294 ha
2 今回検証の対象となる施設
1から4までの施設のは、目標の達成状況は、すべて「適」となります。
施設の 種類 |
施設の 位置 |
面 積 |
農地 転用 時期 |
定期的な検証の方法 | 申請者の耕作面積 (平成30年10月現在) |
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1 | お茶 カフェ用 施設 |
牧之原市 東萩間 |
290平方 メートル (290 平方メートル) |
平成 25年 4月 |
申請者の計画策定時における計画者の経営農地90アールの保全状況を農業委員会が行う調査により耕作面積を把握し達成状況を検証 | 101.9 a |
2 | 農家 住宅 拡張 |
牧之原市 白井 |
100 平方メートル (100 平方メートル) |
平成 26年 2月 |
申請者の計画策定時における計画者の経営農地51アールの保全を目指す。検証方法は、農業委員会が行う調査により耕作面積を把握し達成状況を検証するものとする。 | 52.6 a |
3 | 農家 住宅 拡張 |
牧之原市 静谷 |
70.11 平方メートル (70.11 平方メートル) |
平成 26年 2月 |
申請者の計画策定時における計画者の経営農地257アールの保全を目指す。検証方法は、農業委員会が行う調査により耕作面積を把握し達成状況を検証するものとする。 | 266.3 a |
4 | 農家 分家 住宅 |
牧之原市 菅ヶ谷 |
123 平方メートル (123 平方メートル) |
平成 26年 1月 |
申請者の計画策定時における計画者の経営農地42アールの保全を目指す。検証方法は、農業委員会が行う調査により耕作面積を把握し達成状況を検証するものとする。 | 48.6 a |