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更新日:2019年11月7日更新
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農地の基盤整備について

牧之原市が進める農地の基盤整備についてご紹介します。

土地改良事業

土地改良事業とは、昭和24年に制定された土地改良法に基づき、農振農用地内で特定区域を指定し、農地の区画整理および農業用用排水路、農道を整備するために受益者である農家の人たちで土地改良区を設立し、国庫補助金などを受けて整備する事業です。
牧之原市では、生産基盤の整備や換地により農地の集団化を行い、農業経営規模拡大を促進し経営体の育成を図ることを目的に、勝間地区のほ場整備や切山大旗地区の農地造成などの県営土地改良事業を行っています。

土地改良区

土地改良区とは、土地改良事業を行った受益地を持つ農家の人たちの組織です。その性格は地域の団体に近く、同時に公益を目的とする公共団体です。
牧之原市には、坂部土地改良区、勝間土地改良区、切山大旗土地改良区と市をまたがる次の2地区の土地改良区があります。

かんがい排水事業

かんがい排水事業とは、田や畑で農作物を生産するために、農業用水を農地へ運ぶための用水路や水はけを良くするための排水路を造ったりすることをかんがい排水事業といいます。かんがい排水事業で造った水路などに農業用水が流れることによって、水辺環境や農村景観が保たれるとともに農村の活性化が図られます。

農業集落排水事業

河川などには、本来、自然の浄化能力があります。そのため汚れた水も流れるにしたがって浄化され、再びきれいな水に戻ります。しかし、最近では住宅事情や生活環境の変化から、その浄化能力を大幅に上まわる汚水が、家庭や工場から流れ込み豊かな美しい自然が破壊されています。そこで、自然の浄化能力で浄化できる程度まで、汚水を処理して放流する処理施設を下水道といいます。
農業集落排水は、「農村地域の下水道」というべきもので、比較的小規模である農村地域に適した集落単位の汚水処理方法です。
牧之原市には、平成8年に供用開始した笠名地区が家庭からのし尿、雑排水などの処理を行っています。

湛水防除事業

多量の降雨により排水量が増加し自然排水が不能となるなど、排水条件の悪化した地域に対しあらかじめ排水機、排水樋門などの防止施設を設置して、予想される被害を未然に防止する事業を湛水防除事業といいます。
牧之原市には、二級河川・坂口谷川に細江第一、細江第二、二級河川・勝間田川には中、庄内の排水機場が合計4つあり、集中豪雨により農地に冠水被害が生じないよう維持管理を行っています。

農業用施設

農業用施設とは、農業用用排水路、頭首工、取水施設、農業用ため池、農道などをいいます。