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牧之原市保育園等施設マネジメント計画
教育・保育施設マネジメント計画とは
牧之原市保育園等施設マネジメント計画(以下「本計画」)とは、本市における、今後の公立教育・保育施設の運営、適正配置など市が目指すべき姿を明らかにし、基本的な方向性を示すものです。
背景と目的
少子化、核家族化など、家庭や地域を取り巻く環境が大きく変化し、仕事と家庭の両立の困難さ、子育ての孤立感、不安感、負担感が増加している状況が背景にあります。
現在、市が抱える保育課題の中で、低年齢児を中心とした保育ニーズが増加していく状況の中においても、待機児童のゼロは継続していく必要があります。また並行して近年増加傾向にある、発達が気になる子どもとその家庭への更なる支援や児童虐待への対応など、これまで以上に人的資源や財的資源を有効に活用するとともに、民間や地域の力を取り入れ、公が果たすべき役割を明確にし、あらゆる資源全体で保育課題の解決、子育て支援に取り組まなければなりません。
更に住民の福祉の増進を図るために、保育行政においては、常に「子どもの最善の利益」を念頭に置きながら、保育行政課題の解決に向けて努力していく必要があります。
本計画では、保育園等の施設マネジメントに係る基本的な方向性を明らかにするとともに、市が保有する保育園等の現状と課題を把握、分析したうえで、本市に適した保育園等の施設運営や適正配置を進めるための具体的な取組を整理することで、魅力的で持続性の高い、健全な都市経営を実現しつつ、教育・保育環境の向上を図ることを目的とします。
計画の期間
本計画は、今後8年間とし、公共施設マネジメント基本計画と調整を図り進めていきます。
本計画の期間 : 令和2年度~令和9年度(8年間)
構成
第1部 計画の基本的事項
第2部 教育・保育施設の現状と課題
第3部 保育の基本理念と公が果たすべき役割
第4部 教育・保育施設マネジメントの効果
第5部 教育・保育施設マネジメント計画の基本方針
第6部 基本方針の実現に向けて
第7部 教育・保育施設マネジメントの取組
第8部 計画の実現に向けて
資料編