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更新日:2024年1月16日更新
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木質バイオマスストーブの使用について

木質バイオマスストーブの適切な使用について

木質バイオマスストーブ(薪ストーブ、ペレットストーブ)は、化石燃料を使用せず、排出される二酸化炭素もカーボン・ニュートラル(※)であるため、環境にやさしい暖房設備として利用が広がっています。
木質バイオマスの活用は地球温暖化を抑制し、資源の有効活用を図るという面でたいへん大きな意義があります。
その一方で、誤った使用により煙や臭いなどが発生し、近隣住民等との間でトラブルに発展するケースも少なくありません(「洗濯物に臭いがついた」「車が煤(すす)だらけ」「室内にまで煙が入ってくる」など)。
ご近所同士のトラブルは当事者間で解決を図っていただくことになります。
ウイルス対策としてこまめに窓を開けて換気をする機会も急増し、一層適切な使用が求められていますので、これを機に適切な使用方法を今一度確認していただき、快適な環境づくりと良好な近隣関係の構築にご配慮をお願いします。

(※)カーボン・ニュートラル…燃焼時に排出される二酸化炭素は植物が光合成の過程で吸収したものであり、実質的な二酸化炭素の排出増減は実質ゼロであるという考えです。

薪ストーブ・ペレットストーブの適切な使い方

  • よく乾いた燃料を使いましょう(不完全燃焼は有害物質の発生原因になります)
  • 熱効率の高いストーブを選び、正しく設置して性能を発揮させましょう
  • 可燃物からの隔離距離を守って、火事を起こさないよう注意しましょう
  •  こまめに清掃し、シーズンオフには点検しましょう(煙突のメンテナンス不足は火災の原因になります)
  • ストーブの煙や臭いがご近所の迷惑にならないようにしましょう(煙突や排気筒の先端は窓や人から十分に離す)

木質バイオマスボイラー等の設置をご検討の皆さまへ

木質バイオマスストーブ等の設置を検討されている場合は、次の点に注意しましょう!

  • 利用いただく晩秋から春先における風向きを把握し、煙や臭いが発生した場合の行方を想定しておきましょう
  • 隣接する建物などに煙や煤が向かってしまう恐れのある場所への設置は避けなければなりません
  • ウイルスの感染予防対策としてこまめな換気が推奨されていますので、近隣の建物において頻繁に外気を取り入れていることを前提に設置場所を検討してください
  • 煙突の設置場所が、ビルやマンション等の高層建築物や、小高い場所に立地する建築物等の付近にあたる場合は、発生した煙が思いもよらない場所からの苦情を招いてしまう場合があります
  • 木質バイオマスストーブ等の設置事業者等と相談のうえ、慎重に設置を検討してください

環境省で「木質バイオマスストーブ 環境ガイドブック」<外部リンク>を発行しています。
木質バイオマスストーブの設置・使用について簡潔にまとめられていますので、ご利用にあたってまずはご一読ください。

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