ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 ホーム > 組織でさがす > 地域振興課 > 対話による協働のまちづくりとは?

本文

更新日:2019年11月7日更新
印刷ページ表示

対話による協働のまちづくりとは?

「まきのはら協働プロジェクト」から「対話による協働のまちづくり」へ

牧之原市では合併以降「市民協働」を市政運営の柱の一つに掲げてきました。「まきのはら協働プロジェクト」の始動をきっかけに「フォーラムまきのはら」から始まり、次のステップとして「男女協働サロン」が始まりました。

そして、プロジェクトは次第に深化し現在では「対話による協働のまちづくり」として進んでいます。
「牧之原市・市民参加と協働のあゆみ」[PDFファイル/110KB]を参照ください。

「まきのはら協働プロジェクト」から「対話による協働のまちづくり」への画像

「対話による協働のまちづくり」

基本理念は「対話(ダイアローグ)」、そして、スキルとしての「ファシリテーション」とインフラとしての「話しやすい空間づくり」を基本原則としています。

「対話」とは、「討論(デイベート)」のように、物事に白黒をはっきりつけるようなやり方ではなく、相手の意見を最大限尊重し、相手の立場に立つことで新たな解決策を導く話し合いのスタイルです。対話のメリットは、多様な意見がでる。参加による気付き、関係性(つながり)が構築される。前向きな次へのアクションにつながるなど様々です。
対話を効果的に行うには、話し合いを促進させる「ファシリテーション」のスキルが必要不可欠です。また、対話の質を上げるには、リラックス出来るような「話しやすい空間作り」も欠かせません。

「まちづくり協働ファシリテータ」の養成と「発(10)(テン)まきのはら」の結成

「男女協働サロン」に参加した市民が楽しく主体的に話し合うために、会議の進行には特別な技術が必要となります。またグループでの話し合いを補助するなど、サロンを円滑に進めるための人材も必要となります。
この役割を市民自身に担ってもらうため、「まちづくり協働ファシリテーター」養成講座を開催し、技術を習得してもらっています。
専門家に依頼するのではなく、市民の力を活用することによって、「男女協働サロン」が市民にとって最も身近な会議の方法として定着してきています。

地区の区長(自治会長)らとも協力

市内25地区あった自治会組織のあり方を検討した場でも「男女協働サロン」の手法を取り入れました。
これにより市内10小学校区をコミュニティの単位とし、地縁組織や地域活動団体等の連携強化を図るとともに地域住民の合意形成の仕組みづくりを促進する「地区自治推進協議会」が発足しました。

こうした実践の積み重ねにより、ワークショップやファシリテーションなどいわば新たな手法について、地区の区長が理解し区長を中心に地域住民が「男女協働サロン」を運営していく仕組みが構築されていきます。

「地域リーダー育成プロジェクト」

対話の手法を用い、地域に愛着と誇りを持ち将来地域を担う若者を育成することを目的に、市内の県立高校および近隣市町へ通う生徒などを対象に「地域リーダー育成プロジェクト」事業を展開しています。
ここに参加した高校生が主体となり「対話の場」を運営する力をつけることで、将来地域に戻ってきたり地元に残ったりし、地域を担う人材の育成が望まれます。

「地域リーダー育成プロジェクト」の画像

Adobe Reader<外部リンク>

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)