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新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けた市長からのメッセージ(令和2年4月8日)
昨日発令された緊急事態宣言に基づき、本日、第1回牧之原市新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催しました。
これは、新型コロナウイルス感染症を新型インフルエンザ等とみなす特別措置法が適用されたことから、その法に基づき速やかに開催したものです。
その本部会議を踏まえたうえで、市民の皆さまに市長からのメッセージをお知らせさせていただきます。
また、市長メッセージにおいて触れられている「3つの密」についても、あらためてご確認と徹底をお願いいたします。
市長からのメッセージ
昨日、首相から東京都をはじめとする7都府県に緊急事態宣言が発令されました。
指定された地域では、感染拡大防止のため、住民の外出自粛や一部施設の使用制限などが要請されます。静岡県は指定地域になっていませんが、ここ数日の間に近隣市町においても新たな感染者が報告されるなど、この先さらに感染の拡大が懸念されています。
こうした状況を受け、市においても4月22日までの小中学校の休校を決定しました。新学期を楽しみにしていたお子さんや保護者の皆さまには、大変ご心配をおかけしておりますが、お子さまの健康・安全を第一に考え、社会全体で感染を抑止するための対応であることをご理解願います。
市民の皆さまにおかれましては、引き続きこまめな手洗い、消毒等の感染予防策の徹底をお願いするとともに、「密閉」「密集」「密接」を避け、首都圏など指定地域への不要不急な移動等は控えていただくようお願いします。
指定地域から本市に帰省や訪問される方は、無症状であっても既にウィルスに感染している可能性がありますので、人との接触機会を減らすなど感染予防行動を徹底してください。発熱など体調不良等を感じた場合は、帰国者・接触者相談センター(中部保健所)に直ちにご相談ください。
一方で、帰省者等を受け入れるご家族の皆さまにおかれましては、帰省者が既に感染しているかもしれないという危機意識を持ち、換気や消毒に加え、一定期間、生活の共有部分を分けるなど、自身が感染しない行動をとってください。
緊急事態宣言が発令された後も、食料品や医薬品など生活必需品の販売は継続されており、流通体制も確保されています。買いだめ等を行うことなく、落ち着いて行動してください。
また、新型コロナウィルスに関する誤った情報が、インターネットやSNS上に拡散される場合があります。そうした風評に惑わされることがないよう、情報の真偽をよく見極め、自らの情報発信についても誤解されることがないよう十分にご留意願います。
ご自身、ご家族、大切な人、そして社会を守ることができるよう、一人ひとりが「ステイホーム」を徹底し、新型コロナウィルスの感染拡大を防いでいきましょう。
令和2年4月8日
牧之原市長 杉本基久雄