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新型コロナウイルス感染症対策
5類移行について
新型コロナウイルスの感染法上の分類が5月8日から、季節性インフルエンザと同じ「5類」となります。それに伴い医療費の負担や感染者の外出自粛など対応が変更されました。
医療費等について
10月1日から医療費の自己負担が変わり、新型コロナ治療薬について、患者さんにも一部負担いただくことになりました。
初診料、検査料、処方箋料、薬局での基本料、解熱鎮痛剤や咳止めなどの薬代等 |
自己負担あり |
新型コロナ治療薬の薬代 |
自己負担あり |
- 入院費用もインフルエンザ等と同程度の自己負担がありますが、所得に応じて一部を公費で支援します(最大1万円)
- 薬局での検査キットの購入は引き続き可能です。
- ワクチン接種については令和5年度も公費負担で接種いただけます。
感染者や同居家族の外出自粛について
患者本人や同居家族の外出自粛要請はなくなります。新型コロナに感染した場合の学校への登校や会社への出勤などは、学校や会社の指示に従ってください。
新型コロナの感染力は変わりませんので、感染したあとしばらくは、外出時は人混みを避け、マスクの着用などに御協力をお願いします。
外出を控えることが推奨される期間
特に発症後5日間が他人に感染させるリスクが高いことから、発症日を0日(※1)として5日間は外出を控えること(※2)かつ症状が軽快して24時間程度が経過するまでは、外出を控え様子を見ることが推奨されます。症状が重い場合は、医師に相談してください。
(※1)無症状の場合は検体採取日を0日目とします。
(※2)こうした期間にやむを得ず外出する場合でも、症状がないことを確認し、マスク着用等を徹底してください。
周りの人への配慮
10日間が経過するまでは、ウイルス排出の可能性があることから、不織布マスクを着用したり、高齢者等ハイリスク者と接触は控える等、周りの人へうつさないよう配慮しましょう。
発症後10日を過ぎても咳やくしゃみなどの症状が続いている場合には、マスクの着用など咳エチケットを心がけましょう。
マスク着用の考え方の見直しになります
※画像をクリックするとPDFファイルが開きます
マスク着用は個人の判断が基本となります。
以下の場合には注意!
周囲の人に感染を広げないために、以下の場面ではマスクを着用しましょう
- 受診時や医療機関・高齢者施設を訪問する時(コロナワクチン集団接種会場においてもマスクの着用をお願いします)
- 通勤ラッシュ時など混雑した電車・バスに乗車する時
ご自身を感染から守るために、マスク着用が効果的です
- 高齢者
- 基礎疾患を有する人
- 妊婦
*重症化リスクの高い方が感染拡大時に混雑した場所に行く時
お願い
- 子どもについては、すこやかな発育・発達の妨げとならないよう配慮することが重要です。
- マスクを着用するかどうかは、個人の判断に委ねることを基本とし、本人の意思に反してマスクの着脱を強いることがないようお願いします。
※事業者の判断でマスク着用を求められる場合や従業員がマスクを着用している場合があります。
感染症に強い体をつくろう
- 適度な運動をする(免疫系の細胞を刺激する物質は、骨や筋肉から作られるため、適度な運動をすることにより、免疫細胞に良い影響を与える)
- 体を冷やさない(運動や入浴などで体温が少し上がると、免疫細胞が動きやすくなり、侵入してきたウイルスを捕まえやすくなる)
- 免疫力を高める食事を摂る
- 3食バランス良く食べる(主食、主菜、副菜、牛乳・乳製品、果物をまんべんなく食べる)
- たんぱく質を十分に摂る(たんぱく質は抵抗力や免疫力を高める)
- 野菜を意識して摂る(ビタミンや食物繊維が多く含まれ、免疫力を高める)
- 発酵食品(納豆、ヨーグルト、味噌など)を摂る。(発酵食品を摂ることで腸内環境が整い免疫細胞が活性化しやすくなる)
- 緑茶を飲もう(緑茶成分に、ウイルスの不活化効果を認める数々の論文が投稿されている)
- 十分な睡眠をとる(慢性的な睡眠不足は、生活習慣病の発症リスクを上昇させ、感染症を重症化させる要因となる。6~8時間の睡眠が望ましい)
- 口腔内の衛生を保つ
- 歯磨きで汚れや細菌を取り除く(口の中の細菌が体内に入ると、糖尿病や心疾患などの全身の病気や、免疫力低下の原因にもなる)
- よく噛む(噛む回数が増えると、唾液が出やすくなり、細菌の増殖を抑制する)
発熱などの症状が出たときの対応
ご自身やご家族に発熱などの症状が出た、陽性であることがわかった時の対応などは、新型コロナウイルス感染症~発熱などの症状が出たときの対応~のページをご覧ください。