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【5歳から11歳のお子さんと保護者の皆さまへ】新型コロナワクチン接種のお知らせ
厚生労働省は、5歳から11歳までの人に接種する新型コロナワクチンとして、ファイザー社のワクチンを薬事承認しました。
小児においても中等症や重症例が確認されており、特に基礎疾患を有するなど、重症化するリスクが高い小児には接種の機会を提供することが望ましいとされています。また、今後さまざまな変異株が流行することも想定されるため、市でも小児を対象とするワクチン接種の体制を整えています。
接種の概要
小児の新型コロナワクチン接種は努力義務ではありません
小児のワクチンは、臨床試験などから有効性や安全性が確認されていること、海外でも広く接種が進められていることなどを踏まえ、日本でも接種が進められることになっています。
しかし、小児については、現時点において、オミクロン株に対するエビデンスが確定的でない部分があることも踏まえ、努力義務の規定は適用せず、改めて議論することが適当であるとされています。
現在、健康な子どもにとって重症化はまれと言われていますが、今後ウイルスが変異する可能性もあります。また、基礎疾患のある人や高齢者、妊婦などの重症化しやすい人との同居や、感染した際の隔離などの社会的事情を踏まえて、接種について家族で話し合ってください。
子どものワクチン接種のメリットデメリット(おしえて!後藤参事)
ふじのくにメディアチャンネル(静岡県庁公式YouTubeチャンネル)の動画です。
ワクチン接種を受けるか判断するときのポイント
保護者の皆さまは、以下のことを踏まえ接種をご検討ください。
- 基礎疾患がある
- 病気の家族や高齢の祖父母がいる
- 母親が妊娠中
- 参加したいイベントがある
- 海外旅行や留学を考えている
- スポーツや習い事を頑張りたい
- 学校や保育園を休みたくない
その他、小児接種については厚生労働省ホームページ(新型コロナワクチンQ&A)<外部リンク>をご覧ください。
接種対象
5歳から11歳までの人
- 特に、慢性呼吸器疾患、先天性心疾患など、重症化リスクの高い基礎疾患を有するお子さんは接種をおすすめしています。接種にあたっては、あらかじめかかりつけ医などとよく相談してください。
- 新型コロナウイルス感染症に感染したことのある人は、療養期間終了後、体調が回復して接種を希望する場合は、治療内容や感染からの期間にかかわらず、医師と相談の上ワクチンを接種することができます。
基礎疾患については、日本小児科学会ホームページ(新型コロナウイルスワクチンに関する、小児の基礎疾患の考え方及び接種にあたり考慮すべき小児の基礎疾患等)<外部リンク>をご覧ください。
接種ワクチン
ファイザー社製の5~11歳用ワクチンを使用します。
通常、3週間の間隔をあけて、合計2回接種します。
接種場所・日程
会場
静波体育館
日程
1回目 6月19日(日曜日)
2回目 7月10日(日曜日)
※保護者の同伴が必要です。保護者が特段の理由で同伴することができない場合は、お子さまの健康状態を普段からよく知っている親族等(祖父母など)が、保護者から委任を受けて同伴することが可能です。父・母以外の人(祖父母など)が同伴される場合は、予防接種委任状が必要です。
接種後の体調不良や健康被害のお問い合わせ先
接種後に何らかの副反応を疑う症状が起こった場合、ご心配であれば、身近な医療機関(接種を行った医療機関、かかりつけ医など)を受診し、医師にご相談されることをおすすめします。
かかりつけ医がいない場合や、集団接種などで接種医への相談が難しい場合は「静岡県新型コロナウイルスワクチン接種副反応相談窓口」へご相談ください。
また、健康被害救済制度に関しては「牧之原市健康推進課」へお問い合わせください。
接種後の副反応についてのご相談
静岡県新型コロナウイルスワクチン接種副反応相談窓口
Tel:050-5445-2369(午前9時~午後5時(土日・祝日含む))
健康被害救済制度およびその他コロナワクチンに関するお問い合わせ
牧之原市健康推進課
Tel:0548-23-0024(平日8時15分~午後5時)