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更新日:2021年12月27日更新
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国指定重要無形民俗文化財 蛭ケ谷の田遊び

太刀振り 田打ち

内容と歴史

田遊びとは、新春や田植えの時期に稲作の過程を模擬的に演じ、豊作と子孫繁栄を祈願する民俗芸能です。別に「御田打祭」「ほた引祭」とも呼ばれる「蛭ヶ谷の田遊び」は、毎年2月中旬の夕刻から夜更けにかけて、蛭ヶ谷地区の蛭児神社で氏子の青年男子(成人~40歳まで)によって演じられます。計17の多彩な演目があり、太刀や木刀を振って祭りの場を清める前半の演目(「四方切り」)と、「田打ち」「田植え」「稲刈り」など稲作の様子を再現する後半の演目に大きく分けられます。また、杉の葉を束ねて作った「ほた小僧(ネンネー)」と呼ばれる赤ん坊の人形が登場し、女装したお守り役に背負われたり、桜の木に結わえられたりする儀礼もあります。神社の周囲は木々に囲まれ、照明は境内に焚かれた高さ2メートル程度のかがり火だけ、楽器の伴奏もありません。闇夜と静寂のなか、これらの演目が語りと所作だけで約5時間にわたり行われます。この素朴さは、他の田遊びにはない「蛭ヶ谷の田遊び」の特徴で、古典芸能の姿を残す好例として、非常に高く評価されています。田遊びの発祥は、平安時代末から鎌倉時代初期と考えられています。県内では笠原荘一宮文書(元弘3〈1333〉年)御前崎市中山家所蔵)に「田遊」という言葉が確認でき、東遠江地域にも14世紀前半以前にはもたらされたことが判明しています。近接する「蛭ヶ谷の田遊び」も同じ頃の成立と見られ、民俗芸能としてだけでなく、歴史的資料としても価値の高い文化財です。

日時

毎年2月中旬 夕刻より深夜まで

会場

蛭児神社(牧之原市蛭ケ谷1番地 地図を見る<外部リンク>

アクセス

JR金谷駅から萩間線バス「JA萩間支店」下車 徒歩約3分
東名相良牧之原ICより国道473バイパス経由西萩間IC下車 車で約10分


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