牧之原市では、遠州相良藩主としてこの地を治めた江戸幕府老中・田沼意次侯のイメージアップと牧之原とのつながりを全国に発信する「“田沼再興”戦略」の取組として、意次侯の功績や真の人間像などについて、市民や世間の持つイメージを明らかにするため、「第1回 田沼意次侯イメージ調査」を実施しました。
この調査は、2019年の田沼意次侯生誕300年を契機として、今回が初めてとなりますが、意次侯のイメージや好感度、ゆかりのまち牧之原市との関係性の認知について、経年変化を把握し、今後の意次侯の顕彰活動や全国発信に役立てることを目的に、継続調査を行っていきます。
田沼意次侯肖像画(牧之原市史料館所蔵)
調査の概要
- 調査対象 年齢・性別・居住地は不問
- 回答者数 653人
- 調査期間 令和2年8月3日~9月3日
- 調査方法 牧之原市公式LINEアカウントを活用したアンケート調査
- 主な調査項目 意次侯のイメージや好感度、功績への認識、牧之原市との関係性
結果の総括
- 依然、「ワイロ政治家」をイメージする人が多くいる一方、近年の再評価により、「有能な政治家」や「地元の偉人・領主」として、好感を持っている人も多いことがわかりました。
- 高い知名度を誇るものの、取り組んだ政策や功績は、あまり知られていないことがわかりました。
- 今後、田沼意次侯をPRする方法として、もっとも多く希望のあったものは「ドラマ化」でした。これは、大河ドラマの誘致に見られるような、観光誘客や地域活性化にもつながることを期待してのものだと思われます。
調査結果の詳細は、こちら [PDFファイル/980KB]をご覧ください。
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