○牧之原市コミュニティ防災センター条例
平成17年10月11日
条例第10号
(設置)
第1条 地域ぐるみの防災体制の確立を図るため、コミュニティ防災センターを設置する。
(名称及び位置)
第2条 コミュニティ防災センターの名称及び位置は、次のとおりとする。
名称 | 位置 |
川崎コミュニティ防災センター | 牧之原市勝俣1212番地 |
静波コミュニティ防災センター | 牧之原市静波2130番地5 |
牧之原市防災研修センター | 牧之原市波津691番地2 |
(使用の許可)
第3条 コミュニティ防災センター(以下「防災センター」という。)を使用しようとする者は、あらかじめ市長の許可を受けなければならない。
2 許可事項を変更する場合も前項に準ずる。
3 市長は、管理又は公益上必要があると認めるときは、前2項の許可に際し、条件を付し、又は必要な指示をすることができる。
(使用の優先)
第4条 緊急非常時における消防団活動及び自主防災活動のため使用するときは、他のいかなる場合の使用より優先する。
(使用の制限)
第5条 市長は、次の各号のいずれかに該当するときは、防災センターの使用を許可しない。
(1) 公の秩序又は善良な風俗を乱すおそれがあると認めるとき。
(2) 集団的又は常習的に暴力的不法行為を行うおそれがある組織の利益になると認めるとき。
(3) 管理運営上支障があると認めるとき。
(4) 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第2条第2号に規定する暴力団の活動を助長し、又はその運営に資することとなるとき。
(5) その他市長が適当でないと認めるとき。
(使用料)
第6条 防災センターの使用許可を受けた者(以下「使用者」という。)は、別表に定める額を納入期限内に納付しなければならない。
(使用料の減免)
第7条 消防団活動及び防災活動のために使用するときは、前条の使用料を免除する。
(使用料の還付)
第8条 既納の使用料は還付しない。ただし、次の各号のいずれかに該当するときは、その全部又は一部を還付することができる。
(1) 使用者の自己の責めによらない理由で、防災センターの使用ができなかったとき。
(2) 使用者が使用日の2日前までに使用許可の取消しを申し出て、市長がこれを認めたとき。
(使用許可の取消し等)
第9条 市長は、次の各号のいずれかに該当するときは、使用許可を取り消し、又は使用を制限し、若しくは停止させることができる。
(1) 偽りその他不正の手段により許可を受けたとき。
(2) 使用者が、この条例又はこの条例に基づく規則に違反したとき。
(3) 使用者が、使用許可の条件に違反したとき。
(4) 第5条各号のいずれかに該当する理由が生じたとき。
(5) 市長が公益上必要があると認めるとき。
(使用者等に対する指示)
第10条 市長は、防災センターの施設、設備器具の保全その他管理上必要があるときは、使用者その他の関係者に対し、必要な指示をすることができる。
(特別設備等の制限)
第11条 使用者は、防災センターに特別の設備又は装飾(以下「特別設備等」という。)をしようとするときは、あらかじめ市長の許可を受けなければならない。
2 市長は、次の各号のいずれかに該当するときは、特別設備等を許可しない。
(1) 施設又は設備器具を損傷するおそれがあると認めるとき。
(2) 特別設備等の使用により、他に著しく迷惑を及ぼすおそれがあると認めるとき。
(3) その他市長が適当でないと認めるとき。
(目的外使用、権利の譲渡等の禁止)
第12条 使用者は、防災センターを許可された目的以外に使用し、又は使用の権利を他に譲渡し、若しくは転貸してはならない。
(原状回復の義務)
第13条 使用者は、防災センターの使用が終了したとき、又は第9条の規定により使用の許可を取り消され、若しくは使用を制限され、若しくは停止されたときは直ちに防災センターを原状に回復しなければならない。
2 市長は、使用者が前項の義務を履行しないときは、自らこれを執行し、その費用を使用者から徴収することができる。
(損害賠償の義務)
第14条 使用者は、防災センターを使用中に建物、設備器具等を損傷し、又は滅失したときは、何人の行為であるかを問わず、市長の定める損害額を賠償しなければならない。
(免責)
第15条 この条例に基づく処分によって生じた損害については、市長はその責めを負わない。
(委任)
第16条 この条例に定めるもののほか、この条例の施行に関し必要な事項は、規則で定める。
附則
(施行期日)
1 この条例は、平成17年10月11日から施行する。
(経過措置)
2 この条例の施行の日の前日までに、合併前の榛原町川崎コミュニティ防災センター条例(平成3年榛原町条例第1号)又は榛原町静波コミュニティ防災センター条例(平成8年榛原町条例第2号)の規定によりなされた処分、手続その他の行為は、それぞれこの条例の相当規定によりなされたものとみなす。
附則(平成18年7月1日条例第30号)
(施行期日)
1 この条例は、平成18年7月1日から施行する。
(経過措置)
2 この条例の施行の日の前日までに、改正前の牧之原市川崎・静波地域コミュニティ防災センター条例の規定によりなされた処分、手続その他の行為は、改正後の牧之原市川崎・静波地域コミュニティ防災センター条例の相当規定によりなされたものとみなす。
附則(平成24年12月25日条例第26号)
この条例は、平成25年4月1日から施行する。
附則(平成27年11月13日条例第29号)
(施行期日)
1 この条例は、公布の日から施行する。
(経過措置)
2 この条例の施行の日の前日までに、改正前の牧之原市川崎・静波地域コミュニティ防災センター条例の規定によりなされた処分、手続その他の行為は、改正後の牧之原市コミュニティ防災センター条例の相当規定によりなされたものとみなす。
附則(令和元年6月28日条例第1号)抄
(施行期日)
1 この条例は、令和元年10月1日から施行する。
(使用料等に関する経過措置)
2 この条例(第15条及び第23条の規定を除く。)による改正後のそれぞれの条例の規定は、この条例の施行の日(以下「施行日」という。)以後の利用に係る使用料について適用し、同日前の利用に係る使用料については、なお従前の例による。
別表(第6条関係)
(1) 川崎コミュニティ防災センター使用料
時間区分 名称 | ① 午前8時30分から午後1時まで | ② 午後1時から午後5時まで | ③ 午後5時から午後9時まで | |
防災教育研究室(大) | 全室 | 1,100円 | 1,100円 | 1,760円 |
1 | 550円 | 550円 | 880円 | |
2 | 550円 | 550円 | 880円 | |
防災教育研修室(小) | 550円 | 550円 | 880円 | |
炊き出し訓練室 | 880円 | 880円 | 1,430円 |
(2) 静波コミュニティ防災センター使用料
時間区分 階/名称 | ① 午前8時30分から午後1時まで | ② 午後1時から午後5時まで | ③ 午後5時から午後9時まで | ||
1 | 展示室 | 1,100円 | 1,100円 | 1,760円 | |
2 | 避難者収容室 | 和室全室 | 1,650円 | 1,650円 | 2,640円 |
和室A | 550円 | 550円 | 880円 | ||
和室B | 550円 | 550円 | 880円 | ||
和室C | 550円 | 550円 | 880円 | ||
弱者収容室A | 550円 | 550円 | 880円 | ||
3 | 弱者収容室B | 550円 | 550円 | 880円 | |
研修室 | 550円 | 550円 | 880円 | ||
炊き出し訓練室 | 1,100円 | 1,100円 | 1,760円 |
(3) 牧之原市防災研修センター使用料
時間区分 名称 | ① 午前8時30分から午後1時まで | ② 午後1時から午後5時まで | ③ 午後5時から午後9時まで | |
防災研修室 | 全室 | 1,100円 | 1,100円 | 1,760円 |
1 | 550円 | 550円 | 880円 | |
2 | 550円 | 550円 | 880円 | |
防災調理室 | 550円 | 550円 | 880円 |
備考
1 午前8時30分から午後5時までの使用の場合の使用料は、時間区分①及び②の合計額。午後1時から午後9時までの使用の場合の使用料は、時間区分②及び③の合計額。午前8時30分から午後9時までの使用の場合の使用料は、時間区分①、②及び③の合計額とする。
2 冷暖房設備を使用する場合の使用料は、当該使用料に2分の1に相当する額を加算する。
3 営利又はその類似行為を目的として使用する場合の使用料は、当該使用料の3倍に相当する額とする。
4 使用料金については、消費税を含む。